表情があなたを映し出す

昔から、顔と性格は比例するんじゃないかと考えていた節があって、でもちょっとなんかその考えもしっくりこないなと思っていたところ、色々調べていくと、やはりちょっと違ってたなと思ったところでした。

そう、顔ではなくて「表情」と性格が比例するのだと思った次第です。

表情に滲み出るものは、その人の性格や置かれたきた立場、経てきた人生を映し出している。それは海のおじさんの刻み込まれた深いしわだけでなく、20代の若手女子でもそのオートマティカルな自然な笑顔を見たら、ぱっと見わかる。ちょうど政治家の方の暴行や暴言のニュースを見たところだったので、やはり表情に比例するような気がするなと思ったところでした。

 

クイック・ジャパン 112

クイック・ジャパン 112

 

 

さて、私のところにも今年も新しい人とかいて新人くんがやってきたところです。だいたい企業の新卒は第一弾の研修がこのくらいで終わって職場に配属になるという時期になるのかと思います。で、新人なんていうのは扱いやすいとかとんがっているとか、そういうのはあまり大差ないものだと思ってましたが、いやいや全然人それぞれ違うもので、こればっかりは簡単に大人になってから根本的に、人として導くなんていう大それたことはちょっと無理かなと思っております。

何だろうか、人は可愛がるとかめんどくがるとかあると思います。人間だから好き嫌いとかあって仕方がないですが、なるべく分け隔てなく育てたいと、思うのですが。私の今の後輩は今までにないくらい(失礼!)の完璧な若手、とかくと何が完璧なんやねんと思うと思いますが、別に素晴らしく頭が良くなくても、素晴らしくイケメン、イケギャルでなくても、内面を映し出す表情がよければきっと可愛がるような気がする。たまに毒があることも必要ですが、それは後から出していただいてもいいわけで。

そしてそんなことを考えたら、今までだって良い後輩がいたよと思うわけですが、きっとその時の自分の至らなさを思い返して、思い返したくないような恥ずかしい先輩だったことを思い出したりして、過去の記憶をまとめて消そうとしているのかもしれない。自信を持たなければいけないのですが、どうも完璧主義者なところもあるのが邪魔しているんですね。でも今回はその後輩くんのためにも自分のためにも必死になって育ててやろうと思う次第です。自信がなくても少しは自信を持って、安心感と未来への橋渡しと冷静な目と、自分の経験や人脈を全て渡しながらさらに高めていきたいと、なぜか心に誓うわけです。。。うーん好みなのかな?娘に似ているのかもしれないし、娘のように見ているのかもしれないね。